こんにちは!砂糖@塩の母です。
今日はねぇ、ひとり親の抱える悩みと、その解決策についてお話していきますよ~。悩める子ひつじならぬ親ひつじさんはどうぞゆっくり読んでいってくださいね。そして一つでもあなたに役立つ内容が見つけられますように♪
さまざまな悩みを抱えるひとり親
と息まいて離婚したはずだったんですよね。私。
でもいざ1人になったら問題が続出でした…。おそらく多くのひとり親の方々が以下のような悩みを抱えているのではないでしょうか?
お金がない
時間がない
気持ちに余裕がない
仕事がない
人間関係が良くない
こうやって書き出してみるとないないづくしで嫌になっちゃいますね(;´・ω・)私もいまだに悩んでいる問題があったりしますが、順番に対策を考えていきましょう。
ないないづくしの悩みとその対策
お金がない
1人で子どもを育てていく場合、子どもが自立するまでに必要なお金をすべて自分で用意しなければなりません。食費、衣料品、医療費、学費、娯楽費などなど…考えるだけでも途方に暮れるようなお金がかかります。
それでも子どもに何かあれば仕事は休まなければなりません。これでは収入は安定しませんよね。
手もとにお金がないと子どもが欲しがるものを買えない、習い事や塾に通わせる余裕がない。
ここは利用できるものをどんどん利用していきましょう!ひとり親はかしこく、たくましく生きていくのです!
養育費・児童扶養手当・児童手当を受け取る
有給休暇を利用する
節約と貯金を趣味にする
子どもにお金がないことを理解してもらい、協力してもらう
養育費・児童扶養手当・児童手当を受け取る
例えば養育費を月3万円、児童扶養手当が月4万円、児童手当が月1万円入ってくるとしましょう。それだけで月8万円。やらない手はないです。やり取りなんてしたくないと思う人もいるかもしれませんが、そこはしっかりと話し合って毎月必ずもらえるようにしましょう。
仮に子どもが2歳の時に離婚して、毎月3万円を20歳になるまでもらった場合、18年×12か月×3万円で648万円ものお金がもらえます!これなら我が子から『大学に行きたい』と言われたりしてもなんとかなりそうじゃないですか?
前にこちらの記事でも書きましたが、離婚が決まったらすぐ、そして確実に養育費の取り決めと各種助成の手続きを!
また、他にも家賃の助成や学用品の援助などをしているところもありますので、お住いの自治体にどんな制度があるのかを確認して、利用できるものはどんどん利用していきましょうね♪
有給休暇を利用する
子どもの行事や通院があって休まなければいけない。でも、休むだけでも迷惑をかけているのに有給休暇だなんて『申し訳ない…』なんて思っていませんか?
大丈夫です!仮にそれで仕事が回らなくなるようなら、そんな人員配置にしているえらい人が悪いのです。
有給休暇は本来誰が・いつ・何のためにとっても問題ないものなんです。収入の安定のために、どんどん有給休暇を使っていきましょう!※ただし職場の皆さんとのゆずり合いは大切※
節約と貯金を趣味にする
まぁまぁそうおっしゃらずに。節約や貯金って始めると意外と楽しいものですし、習慣化すればそこまで苦しくないですよ♪『今日食べるから半額の食材にしよう』とか、『外食行ったつもりで貯金しよう』みたいなちょっとしたことからでも節約と貯金をしてみましょ( *´艸`)
私はそんな生活をしていくうちに日常生活で必要以上の浪費はしなくなり、必要最小限のもので生活していくことに心地よさを感じています。少しずつお金が増えていくことで安心感も得られて一石二鳥です☆
子どもにお金がないことを理解してもらい、協力してもらう
親としてこんなことを子どもに話すなんて情けない!
と思う方もいらっしゃいますよね。
でも私個人的には全然情けなくなんてないと思います。逆にお金があるふりなんてして、子どもが好き放題にワガママを言ってくるようになったら、それこそ家計は火の車です💦
それに子どもって頼られることがあまりないので、大好きなお母さんから頼られたら張り切って協力してくれます!子どもが節約に協力してくれたらめいっぱいの『ありがとう!』を伝えましょうね☆
時間がない
これも尽きない悩みです。
働いてお金を稼がないと生活していけない、でも仕事を長くすれば子どもとの時間がとれなくてさみしい思いをさせてしまう、という板挟み。
学校と同じ休みを取れないから遊びに連れていくのも難しい、帰ってくれば家事と育児に追われてゆっくり子どもの話を聞いているヒマもない。
ましてや自分の時間なんて…。
そんなあなたが少しでも余裕をもって生活できるように、いくつかオススメしていきます!
毎日完ぺきでいようとしない
お風呂やご飯、寝る前の時間で子どもの話を聞く
子どもと一緒に家事をする
1人の時間の作り方
毎日完ぺきでいようとしない
仕事をして、家事をして、育児もして…。ひとり親のみなさん毎日本当にお疲れ様です。
やらなきゃならないことに押しつぶされそうで、やりたいことができなくて苦しい思いをしていると思います。『なんでできないんだろう』『どうして上手くいかないの…』と涙を流す日々。私もありました。
完ぺきじゃなくていいんです。予定通りいかない日があっても、やりたくないことを後回しにする日があってもいいんです。子どもとあなたが元気ならそれでいいんです。それ以上に大事なことなんてないです!
こころがいっぱいいっぱいになった時は『まあいっか!』と自分を甘やかしてあげてください。他に誰もあなたを甘やかせる人がいないんですから。
お風呂やご飯、寝る前の時間で子どもの話を聞く
お風呂に入っている時、ご飯を一緒に食べている時、寝る前のお布団での時間。それぞれ少しの時間かもしれませんが、子どもは一緒にいる時間の長さよりその時どう思ったのかを覚えているものです。
毎日一緒にいても、不機嫌そうな顔でいつも怒っている。
今日あったことを話しても、うわの空で聞いてくれない。
よりも
自分が話したことを、とっても楽しそうに聞いてくれる。
少しの時間でも一緒に本を読んだり、遊んだりしてくれる。
の方が嬉しいと子どもの頃思いませんでしたか?時間は短くても、しっかりと子どもと向き合うことが大切だと思いますよ♪
子どもと一緒に家事をする
そうですか?みんなで協力した方が早く終わりますし、小さいうちから家事をやっておけば、子どもがひとり暮らしを始めるときの最高の財産になりますよ♪
子どもも一緒に家事をすることで、親の大変さに気づくきっかけになりますし、コミュニケーションの機会が増えるのでオススメです☆
1人の時間の作り方
さぁ続いては1人の時間の作り方です。
真面目な人ほど自分の時間を作ることに罪悪感をもってしまうものですが、子どもがひとり立ちするまでの期間はとても長いです。どこかで息抜きをしないと精神的に辛くなってしまうときが必ず来ます。そうならないように、自分の時間を大切にしてください。
子どもが小さいうちは、自分がお休みで子どもが学校に行っている時は貴重な自由時間です。ぜひ有効活用してください🎵
子どもが大きくなってくれば、子ども同士で遊びに行くことも出てくるでしょう。その時はゆっくりと自分の時間をとりましょうね(*’▽’)休むことは悪いことではないので、めいっぱい楽しんで日頃のストレスを発散しましょう!
気持ちに余裕がない
優しい母親でいたいのに、いつもイライラしてしまう。疲れ果てて子どもの話をゆっくり聞くほどの余裕がない。心配事が多く、やるべきことまで手につかなくなってしまう。そして自己嫌悪という負のループ…。
怒ったまま気まずい空気が流れ続けてしまう。本当はもっと穏やかに過ごしたいのに…。
世の中には『あの子の家はひとり親だからしつけがなってない』なんて心無いことを言ってくる人たちもいて、そんなこと言われたくないからと必要以上に子どもに厳しくしてしまったり。そんな時、こういう考え方はいかがでしょう?
優しいだけの親はそもそも存在しない
『ひとり親』と『夫婦』は根本的に違う
自分と子どもが納得していればいい
優しいだけの親はそもそも存在しない
感情に任せて怒りをぶつけてしまった後っていや~な気持ちになりますよね。でも、世の中のお母さん・お父さんってそんなに優しいでしょうか?
自分の親に怒られたとき『あー、今日お母さんめっちゃ機嫌悪いじゃん』って思ったりしてませんでした?人間なので調子の悪い時や優しくできない時は誰にでもあります。
良かれと思って叱っていることを聞き流されたりすれば真剣に話しているだけに気持ちが昂るのも当然です。
自分の感情がどこからきているのかに目を向けることで、それが反省すべきことなのかという所から向き合っていくといいと思います!
『ひとり親』と『夫婦』は根本的に違う
仕事でも普段2人でやっているものを突然『1人でやってね』と言われれば当然手が回らないところが出てきますよね。そうなれば何かをあきらめたり、時短で終わらせたりという方法を考えないといけません。夫婦が協力してやっていることを一人で完ぺきにしようというのはとってもむずかしいんです。
教育についてもそうです。ご夫婦ならどちらかが叱ってどちらかが子どものフォローする、という事も出来ますがひとり親だとそれがとても難しいんです。叱った直後に慰めるなんて子どもも自分も情緒不安定になっちゃいます。
1人でできる事と2人でできる事は根本的に違いますので、自分のできる許容範囲も考慮しながら上手に楽していきましょう♪
自分と子どもが納得していればいい
世の中には『早く再婚してあげないと子どもがかわいそう』とか『仕事が忙しくて子どもに十分愛情をそそげないんじゃないの』とか、余計なこと言ってくる人っていますよね。
ほっときましょう。自分が決めたことですし、人からとやかく言われたからといってその人が責任を取ってくれるわけじゃないですから。
子どもがさみしいとかつらいと訴えれば話は別ですが、我が子ときちんと話し合って『私たち親子はこれでいいよね!』と決まっているなら外野を気にする必要はありません!胸を張って『うちはこうなので!』と伝えましょう♪(※人に迷惑をかけるやり方はだめですよ※)
仕事がない
お仕事がなければお給料が入ってきません。これは死活問題です。ですが多くの職場ではひとり親に対する理解が不足していて、非常に働きづらい思いをしている方が大勢いらっしゃいます。不要なストレスを感じないためにも面接などで気を付ける点をいくつかお話しておきますね♪
自分の希望ははっきり伝える
急な休みになってしまった場合はお礼を忘れずに
無理だと思ったら次を見つけてから辞める
自分の希望ははっきり伝える
と、思って『少し遠いけど頑張ればいける』ような職場とか『ちょっと内容がきつそうだけど頑張れば(略』とか『残業多そうだけど頑(略』とか、考えていませんか?
ダメです!!!!!
頑張るってことは、無理するってことなんですよ。無理するってことは、いつか限界が来るってことです。ちなみに私は実家だからって夜勤ありの人が足りない大病院で病棟勤務して半年でやめました!死んじゃうかと思いました!メンタルたてなおすまで2ヶ月くらいかかりました。無理は禁物です。
『子どもの送り迎えがあるので残業はできません』『子どもが体調を崩した時は早退や遅刻することがあります』『日曜日は出勤できません』というように、ゆずれない条件ははっきりと伝えましょう。その結果不採用でもしかたありません。条件をはっきり伝えることで採用する側も後から困りませんし、自分も居心地の悪い思いをせずに済みます。
急な休みになってしまった場合はお礼を忘れずに
事前に職場に伝えていても、急な早退や遅刻は一緒に働く人に迷惑をかけてしまいますよね。必ず次に会った時にフォローしてもらったことのお礼をしましょう。忙しい時に休んでしまったり、続けてお休みしてしまった場合などには一緒にお菓子などを差し入れするのも良いと思います。
『ご迷惑をおかけしました、フォローありがとうございました!』があるだけで相手のあなたに対する感情はだいぶ変わってくると思います。
無理だと思ったら次を見つけてから辞める
『全然面接のとき話してたのと違う、これじゃ続かないよ…』
そんな職場に出会ってしまうこともありますよね。でも、あなたには守らなければいけない人がいます!ここは冷静に、まずは次の職場を探しましょう。それが決まってからでも退職の意志を伝えるのは遅くありません。
ちょっとずるいですが収入を切らさないためです、必ず次を探してから行動しましょうね☆
人間関係が良くない
離婚時の取り決めを守らない元パートナー
何かと口出ししてくる実家の親・兄弟姉妹
職場でデリカシーのかけらもない言葉を投げかけてくる同僚
これはもうね。どんな状況下においてもそうなっちゃうときはあるんですけど…。ひとり親のメンタルをゴリゴリ削っていく人たちを対処法と合わせてみていきましょう。胃薬の準備はよろしいでしょうか。
離婚時の取り決めを守らない元パートナー
養育費や面会交流など、様々な取り決めをして子どもの親として協力し合うはずの元パートナーが養育費は払わない、連絡は取れない、面会交流をしたがらない(極端に会いたがる場合もあり)などなど。
仮に連絡が取れて養育費や面会交流について確認できるならいいですが、連絡が取れない場合多くのひとり親は泣き寝入りしています。
泣き寝入りなんてする必要ありません。家庭裁判所で養育費や面会交流の調停を申し立てましょう。養育費の場合調停申し立てにかかる金額は2000円~4000円程度ですので、その後の養育費が安定してもらえるなら安い出費です。
諦めずに権利を勝ち取っていきましょう!
何かと口出ししてくる実家の親・兄弟姉妹
実家に身を寄せていると主に子育てや日常生活についての忠告を頂くことが多くなります。確かに助けてもらっているし、自分に至らないところがあるのもわかっているのですが…
子どもの教育方針を相談もなくかえられたり、過剰に甘やかされることに嫌気がさすという経験はありませんか?
そして『やってあげているのに!』とか『良かれと思っていっているのに!』と言われるともうげんなりですよね。
ただ、実家にいる安定感はなかなか捨てがたいものなので、ここは逆にあれこれと頼んで甘えてみる方がいいのかもしれません。そして譲れないところははっきりという。何も言わずにもやもやしていても、家族とはいえ案外相手は気づいてくれないものです。
察してもらおうとせずに、言葉で伝えていきましょう♪
職場でデリカシーのかけらもない言葉を投げかけてくる同僚
『いつ再婚するの?』『いい人紹介してあげるよ』『バツイチ子持ちが選ぶ権利なんてない!』『2人目、3人目産まなきゃいけないんだから急がないと!』
…もうね!本当に余計なお世話としか言いようがないですね(おこ!)
でもこういう人ってどこにでもいますし、家族から言われるケースもあるみたいで質が悪いです。
徹底して『私は再婚しないと決めているので』とか『今はそういうことは考える余裕がなくて』と答え続けるか、いっそのこと『実はもう彼氏いるんですよね♪(嘘)』でもいいと思います。
まとめ
こうやって書いてみると本当に悩みってつきません。
この記事で触れた悩みについての対処法をまとめると以下の通り。
言いたいことはハッキリ伝える
頑張りすぎない
自分と子どもを最優先する
周りへの感謝を忘れない
周りのいう事は気にしない
長い記事をここまで読んでくださった皆さんに、一つでも役立つ情報があれば幸いです♪
養育費や生活費など離婚後のお金のことでお悩みの方はぜひこちらの記事も読んでみてください☆
また次回お会いしましょう、ありがとうございました♪